法人向けクラウド会計ソフトの料金比較|freee・マネーフォワード・弥生の年額

結論:ひとり法人なら年29,760円(税抜)のマネーフォワード クラウド会計「ひとり法人プラン」が最安です。従業員が3名までなら弥生会計 Nextのエントリープラン(年34,800円・税抜)が次に安く、freeeの法人向けスタータープランは年払いでも月5,480円なので、単純計算で年65,760円になります。

この記事の数字は、2026年11月8日に各社の公式料金ページで確認したものです。製品は実際に試していません。公開されている金額だけを並べています。

freee・マネーフォワード・弥生会計 Nextの法人向けプランの年額を比較した横棒グラフ。MFひとり法人29,760円から freeeスタンダード107,760円まで。
年契約にした場合の1年間の基本料金。2026年11月8日に公式ページで確認。

クラウド会計ソフト3社の年額を並べる

まず、法人向けプランの基本料金だけを比べます。オプションや従量課金は次の見出しで扱います。

ソフト・プラン 年契約の料金 無料で使える人数
MF クラウド会計 ひとり法人 月2,480円/一括29,760円(税抜) 1名・仕訳500件/年まで
弥生会計 Next エントリー 34,800円/年(税抜) 会計3名・請求3名
弥生会計 Next ベーシック 50,400円/年(税抜) 会計3名・請求3名・経費3名
MF クラウド会計 スモールビジネス 月4,480円/一括53,760円(税抜) 3名
freee会計 スターター(法人) 月5,480円+従量課金 3名
MF クラウド会計 ビジネス 月6,480円/一括77,760円(税抜) 4名以上は300円/名
弥生会計 Next ベーシックプラス 84,000円/年(税抜) 会計3名・請求3名・経費5名
freee会計 スタンダード(法人) 月8,980円+従量課金 3名
freeeの法人料金ページには税抜・税込の表記がありません。年額は月額×12の計算値です。

このように、同じ「クラウド会計ソフト」でも年間で3万円から10万円以上まで幅があります。したがって、プラン名ではなく人数と必要機能で選ぶほうが確実です。

月契約にすると何円増えるか

年契約と月契約の差も公式ページに書かれています。マネーフォワードのひとり法人プランは、年払いなら月2,480円ですが、月払いでは月3,980円です。1年では29,760円と47,760円になり、差は18,000円です。

弥生会計 Nextのエントリープランは、年契約34,800円に対し月契約3,480円です。月契約を12か月続けると41,760円なので、差は6,960円になります。公式ページの「年契約(2か月分お得!)」という表記とも一致します。

なお、freeeの法人料金ページには月払いの切り替えがありますが、今回確認できたのは年払い表示の金額だけです。月払いの金額は未確認のため、この記事には載せません。

基本料金に含まれない費用がある

ここが見落とされやすい部分です。表の金額はあくまで基本料金で、使い方によって別料金が発生します。

  • freee(法人):メンバー追加は年額払い月額300円/人(アドバンスは1,000円/人)。経費精算は月300円/人(アドバンス以上は650円/人)。受発注書類の送付は条件付きで1件95円。一般従業員相当の権限は0円。
  • マネーフォワード:ビジネスプランは4名以上から300円/名。51名以上は「クラウド会計Plus」となり、料金は無料お見積もりで金額の記載はありません。
  • 弥生会計 Next:会計・請求は4名目から300円/月/名、経費精算は追加1名ごとに400円/月。

つまり、5名で経費精算まで使う会社は、表の金額より確実に高くなります。人数を先に決めてから料金表を見てください。

無料で試せる期間が一番長いのは弥生

無料期間も3社で違います。

  • 弥生会計 Next:最大2か月間の無料体験。ベーシックプラス相当の機能ですが、決算書の作成・出力は使えません。電話サポートと仕訳相談も対象外です。
  • マネーフォワード:1か月無料のトライアル。ビジネスプラン相当の機能で、有料プランへの自動移行はないと明記されています。
  • freee(法人):30日間の無料お試し。

決算書まで試したい場合、弥生の無料体験では確認できない点に注意してください。

弥生会計 オンラインは新規申し込みが終了している

検索すると今でも「弥生会計 オンライン」のページが出てきます。しかし公式ページには「新規お申し込みは終了しました」と明記されています。これから契約する法人の選択肢は「弥生会計 Next」です。

また、弥生会計 Nextと弥生給与 Nextをセットで購入すると初年度25%オフになる案内も出ています。給与計算までまとめる予定があるなら、セットの条件を確認しておくと無駄がありません。

人数と目的で選ぶ基準

ここまでの数字を、選び方に落とすと次のようになります。

  • ひとり法人・仕訳が年500件以内:MFのひとり法人プラン(年29,760円)が最安です。仕訳数の上限だけ先に確認してください。
  • 3名までで帳簿と請求書が中心:弥生会計 Nextのエントリー(年34,800円)が安く、会計・請求とも3名まで追加料金なしです。
  • 電話サポートや仕訳相談を使いたい:弥生のベーシックプラス(年84,000円)か、freeeのスターター以上(電話サポート付き)になります。
  • 経費精算やワークフローまで社内で回す:freeeのスタンダード以上、またはMFのビジネスプランが候補です。

個人事業主の方は法人向けプランを選ぶ必要がありません。料金が別体系なので、確定申告ソフトの年間費用の比較のほうを見てください。申告が必要かどうかから確認したい場合は、副業の確定申告は所得いくらからかも参考になります。

公式ページに書かれていないこと

正直に書いておきます。次の点は、今回確認した公式ページからは読み取れませんでした。

  • freeeの法人向け料金ページには税抜・税込の表記がありません。個人事業主向けページには「表示価格はすべて税抜きです」とあります。
  • freeeの月払い金額は未確認です。
  • マネーフォワードのページには「2027年6月に料金体系の一部改定を予定しています。」という注記があります。改定後の金額は記載されていません。
  • 3社とも、料金ページに更新日の明記はありません。

次にやること

使う人数と、経費精算を使うかどうかを紙に書き出してください。その2つが決まれば、上の表でプランは1つに絞れます。そのうえで、無料期間が一番長い弥生会計 Nextの2か月体験から始めると、支出ゼロで操作感を確かめられます。

料金は2026年11月8日に各社公式ページで確認しました(freee.co.jp/biz.moneyforward.com/yayoi-kk.co.jp)。料金は改定されることがあるため、契約前に必ず公式ページで最新の金額をご確認ください。本記事は情報提供であり、税務上の判断は税理士・税務署にご確認ください。

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