結論:クラウドワークスのシステム利用料は、契約金額(税込)に応じて20%・10%・5%と段階的に下がります。10万円以下の部分は20%です。これに消費税10%が加わるため、10万円以下では実質22%となり、ココナラの22%とほぼ同じ手取りになります。差がつくのは契約金額が10万円を超えてからです。
つまり、少額の仕事を数多くこなすなら差はほとんどありません。一方、1件あたりの金額が大きいほどクラウドワークスが有利になります。

確認日は2026年11月5日です。数字はクラウドワークスとココナラの公式ページから読み取りました。私自身が受注して試したわけではありません。
システム利用料の3段階
公式ヘルプによると、システム利用料はワーカーが負担し、割合は契約金額(税込)に応じて5%から20%まで変わります。
| 契約金額のうちの部分 | 割合 |
|---|---|
| 10万円以下の部分 | 20% |
| 10万円超20万円以下の部分 | 10% |
| 20万円超の部分 | 5% |
ここで大事なのは、全体に一つの割合をかけるのではない点です。公式ページも「330,000円全体に対して5%とはならず、各部分に対して決まった割合が控除されます」と説明しています。
さらに、システム利用料(税別)に対して10%の消費税がかかります。
公式の計算例で確かめる
公式ページは契約金額330,000円(税込)の例を示しています。システム利用料は40,150円(税込)です。
| 部分 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 10万円以下 | 100,000 × 20% | 20,000円 |
| 10万円超20万円以下 | 100,000 × 10% | 10,000円 |
| 20万円超 | 130,000 × 5% | 6,500円 |
| 小計(税別) | — | 36,500円 |
| 消費税 | 36,500 × 10% | 3,650円 |
| 合計(税込) | — | 40,150円 |
したがって、手取りは330,000円から40,150円を引いた289,850円です。
ココナラとの手取り比較
ココナラの販売手数料は、テキスト系サービスで一律22%です。これを並べると、分かれ目がはっきりします。
| 契約金額(税込) | クラウドワークスの手取り | ココナラの手取り | 差 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 7,800円 | 7,800円 | 同じ |
| 50,000円 | 39,000円 | 39,000円 | 同じ |
| 100,000円 | 78,000円 | 78,000円 | 同じ |
| 200,000円 | 167,000円 | 156,000円 | +11,000円 |
| 300,000円 | 261,500円 | 234,000円 | +27,500円 |
| 500,000円 | 450,500円 | 390,000円 | +60,500円 |
10万円以下が同じになる理由は単純です。クラウドワークスの20%に消費税10%を足すと22%になり、ココナラの22%と一致するからです。
ただし、過不足なく比べるには注意が必要です。クラウドワークスは契約金額(税込)に対して段階的にかかります。一方、ココナラの公式ページは販売総額に22%とだけ書いており、税込か税抜かの記載がありません。また、タスク形式の場合は一律20%です。
1件あたりの金額で考える
段階が下がるのは1つの契約の中だけです。そのため、10万円の仕事を5件受けても、毎回20%がかかります。
逆に50万円の仕事を1件受ければ、20万円を超える30万円の部分は5%で済みます。つまり、同じ年収でも契約の分け方で手取りが変わります。
したがって、継続案件はまとめて1契約にできないか、クライアントに相談する価値があります。
振込手数料は逆に高い
手取りが多くても、出金のたびに手数料がかかります。公式ヘルプによると、クラウドワークスの振込手数料は楽天銀行が100円(税込)、その他の金融機関が500円(税込)です。
ココナラは160円で、3,000円以上の申請なら無料です。ここはココナラのほうが有利です。
| 項目 | クラウドワークス | ココナラ |
|---|---|---|
| 振込手数料 | 楽天銀行100円/その他500円 | 160円(3,000円以上の申請は無料) |
| 出金額の上限 | 定めていない | 記載なし |
| 早く受け取る方法 | クイック出金、出金額の5.0% | 記載なし |
クイック出金を使うと、利用料として出金額の5.0%がかかり、振込手数料は別に発生します。急ぎでなければ使わないほうが手元に残ります。
なお、その他の金融機関を使うと毎回500円です。月1回にまとめれば年6,000円、週1回だと年26,000円になります。楽天銀行を登録すれば100円に下がります。
使い分けの目安
- 1件1万円前後の小さな仕事が中心なら、手数料の差はほぼない。使いやすいほうを選ぶ。
- 1件20万円を超える仕事があるなら、クラウドワークスのほうが手取りが多い。
- 出金はまとめる。クラウドワークスは楽天銀行を登録し、ココナラは3,000円以上で申請する。
- クイック出金は5.0%かかるので、資金繰りに必要なときだけ使う。
- 継続案件は契約を分けすぎない。段階が下がるのは1契約の中だけ。
ココナラ側の手数料と出金の詳細は、ココナラの手数料22%の記事にまとめています。税金の境目については、20万円の境目の記事をご覧ください。
情報源と確認日
以下の公式ページを2026年11月5日に確認しました。クラウドワークスのヘルプ記事は2026年11月3日と2026年1月19日に更新されたものです。
この記事は一般的な情報であり、税務の助言ではありません。消費税の扱いなど個別の判断は、税務署または税理士にご確認ください。アフィリエイトリンクは含みません。